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住宅ローンの団体信用保険に加入する際に健康状態を告知する必要がある?

Q.中古マンションを住宅ローンを利用して購入する予定です。フラット35の利用を考えていますが、団体信用保険に加入申込する際に健康状態を告知する必要がありますか?まだ告知する内容はどのようなものですか?

団体信用保険は住宅ローンの借り手にとっては心強いミカタです。

団体信用保険の告知は必要
団体信用保険の告知は必要

そして、住宅ローンの長い返済期間(例えば35年間)を考えると、その家庭に万が一のことがあっても家計が破産しないように考えなければなりません。
FP相談では、団体信用保険の加入の有無はとても重要です。

フラット35の場合、団体信用保険への加入は任意です。
加入しても加入しなくても自由です。

加入しない場合に提出する書類は、『フラット35の借入れに伴う機構団信特約制度不加入に関する申出書』という書類を提出します。

年齢によっては団体信用保険ではなく民間生命保険会社を利用することで大幅に保険料を安くできる場合があります。
ただ、民間の生命保険を利用する場合は、住宅ローン借り手に万一のことがあった場合に、団体信用保険との違いについてキチンと理解しておくことが必要です。

団体信用保険も、あなたに万一のことがあった場合、住宅ローンの残債を団信が肩代わりするという『生命保険』です。
加入申込の際には、健康状態を告知する必要があります。

その内容は、大きく3点のことを告知します。

1.最近3カ月以内に医師の治療(診察・検査・指示・指導を含みます)・投薬を受けたことがありますか。

2.過去3年以内に下記の病気で、手術を受けたことまたは2週間以上にわたり医師の治療(診察・検査・指示・指導を含みます)・投薬を受けたことがありますか。
  

心臓・血圧 狭心症・心筋こうそく・心臓弁膜症・先天性心臓病・心筋症・高血圧症
脳・精神・神経 脳卒中(脳出血・脳こうそく・くも膜下出血)・脳動脈硬化症・精神病・神経症・てんかん・自律神経失調症・アルコール依存症
肺・気管支 ぜんそく・慢性気管支炎・肺結核
胃・腸 胃かいよう・十二指腸かいよう・かいよう性大腸炎
肝臓・すい臓 肝炎(肝炎ウィルス感染を含む)・肝硬変・肝機能障害・すい炎
腎臓 腎炎・ネフローゼ腎不全腎不全
緑内障・網膜の病気・角膜の病気
新生物 がん・肉腫・白血病・しゅよう・ポリープ
右記にかかげる病気 糖尿病・リウマチ・こうげん病・貧血症・紫斑病
女性にのみ告知いただきたい病気 子宮筋腫・子宮内膜症・卵巣のう腫・乳腺症

3.手・足の欠損または機能に障害がありますか。または、背骨(脊柱)・視力・聴覚・言語・そしゃく機能に障害がありますか。

上記の告知事項に”あり”の場合は、詳細を記入する必要があります。

団体信用保険に加入できない場合は、住宅ローン返済中に万が一のことがあった場合にどう対応するかよく専門家と相談するのが良いでしょう。

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